学校環境衛生基準に基づく測定
空気環境測定
学校環境衛生基準に基づく測定
豊富な実績を活かして、学校環境衛生基準に基づく測定にも対応
当社では、オフィスビルやマンション、老人保健施設など幅広い建物における空気環境測定の実績がございます。測定に関する豊富な経験と無駄のないスピーディかつ正確な測定技術により、学校環境衛生基準に基づく測定にも対応いたします。

ABOUT
学校環境衛生基準に基づく測定とは
児童生徒や教職員の健康を守るために、
必要不可欠な測定
学校環境衛生基準は、「学校保健安全法」に基づき児童生徒及び教職員の健康を保護する上で、維持されることが望ましい基準として定められ、平成21年4月1日から施行されています。この基準を元に実施される測定の事を、学校環境衛生基準に基づく測定としています。
測定の実施は、毎学年定期的に実施、あるいは食中毒や感染症など測定の必要のある際に臨時的に行われます。
測定内容は、換気・相対湿度などの空気環境や照度、騒音など多岐にわたります。環境からの影響を受けやすい子供たちの安心安全な学校生活を維持するためにも、重要な測定です。
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「学校保健安全法」における学校に該当する建物
- 学校教育法第1条で規定された建物
- ・幼稚園(幼稚園型認定こども園を含む)・小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校・大学及び高等専門学校
- 学校環境衛生基準を準用した、環境衛生の維持管理が求められる建物
- ・専修学校・幼保連携型認定こども園
ITEMS
測定項目
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換気
- 測定基準値
- 二酸化炭素は、1500 ppm 以下であることが望ましい
- 測定方法
- 検知管法
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温度
- 測定基準値
- 17℃以上、28℃以下であることが望ましい
- 測定方法
- 0.5 度目盛の温度計を用いた測定
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相対湿度
- 測定基準値
- 30%以上、80%以下であることが望ましい
- 測定方法
- 0.5 度目盛の乾湿球湿度計を用いた測定
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浮遊粉塵
- 測定基準値
- 0.10 mg/㎥以下であること
- 測定方法
- 相対濃度計を用いた測定
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気流
- 測定基準値
- 0.5 m/ 秒以下であることが望ましい
- 測定方法
- 0.2 m/ 秒以上の気流を測定することができる風速計を用いた測定
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一酸化炭素
- 測定基準値
- 10 ppm 以下であること
- 測定方法
- 検知管法
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二酸化窒素
- 測定基準値
- 0.06 ppm 以下であることが望ましい
- 測定方法
- ザルツマン法
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揮発性有機化合物
- 測定基準値
- ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、パラジクロロベンゼン、エチルベンゼン、スチレン
- 測定方法
- パッシブ法、またはアクティブ法
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ダニまたはダニアレルゲン
- 測定基準値
- 100 匹 /㎡以下またはこれと同等のアレルゲン量以下であること
- 測定方法
- 簡易測定法
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照度
- 測定基準値
- 教室及びそれに準ずる場所の照度の下限値は、300 lx(ルクス)とする。また、教室及び黒板の照度は、500 lx 以上であることが望ましい。
- 教室及び黒板のそれぞれの最大照度と最小照度の比は、20:1 を超えないこと。また、10:1 を超えないことが望ましい。 など
- 測定方法
- 「日本工業規格 C 1609」 の規格に適合する照度計を用いた測定
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まぶしさ
- 測定基準値
- 児童生徒等から見て、黒板の外側 15 ゜以内の範囲に輝きの強い光源(昼光の場合は窓)がないこと。
- 見え方を妨害するような光沢が、黒板面及び机上面にないこと。
- 見え方を妨害するような電灯や明るい窓等が、テレビ及びコンピュータ等の画面に映じていないこと。
- 測定方法
- 見え方を妨害する光源、光沢の有無を調べる
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騒音
- 測定基準値
- 教室内の等価騒音レベルは、窓を閉じているときは LAeq 50 dB(デシベル)以下、窓を開けているときは LAeq 55 dB 以下であることが望ましい
- 測定方法
- 等価騒音レベルの測定は、「日本工業規格 C 1509 」に規定する積分・平均機能を備える普通騒音計を用いた測定
FEATURE
東和総合サービスの特徴

1,000物件を超える、ビル管理法に基づく空気環境測定の豊富な実績
オフィスビルやマンション、老人保健施設、ホテルなど、さまざまな建物における空気環境測定の豊富な実績がございます。その数なんと1,000件超。これまで培ってきた専門的なノウハウと経験を活かして、質の高い学校環境衛生基準に基づく空気環境測定サービスをご提供いたします。
学校環境衛生基準に基づく測定以外にも、VOC測定や喫煙室測定、ビル管理法に基づく空気環境測定などにも対応してきた実績がございますので、お気軽にご相談ください。

正確な測定と気持ちの良い対応ができる、プロフェッショナルな人材を派遣
当社には、「空気環境測定実施者」「建築物環境衛生管理技術者」などの専門資格を有するスタッフが在籍しています。また、いつでも正確な測定を実施できるよう、一酸化炭素や二酸化炭素のガス較正と粉じん計の較正を定期的に実施し、万全の体制を期しています。
さらに、スタッフの人材育成に力を入れ、身だしなみや挨拶、マナー教育を徹底することで、安心・安全な測定をご提供しており安心してご依頼していただけます。

独立系ビル管理会社の強みを活かし、スピーディに報告書をご提出
報告書は1週間以内に提出させていただきます。「結果をできるだけ早く知りたい」というお客様のご要望にお応えするため、3日以内に提出するオプションサービスもございますのでお気軽にご相談ください。
※揮発性有機化合物測定の結果報告書の提出は、2週間程度かかります。
※地域や依頼内容によって異なります。
PRICE
費用(目安)
空気環境測定※年6回測定(偶数月または奇数月)
測定ポイント数 | 5Pまで | 6P以上 |
空気環境測定 (1回あたり) |
基本料金: 15,000円 |
1Pあたり: 1,000円 |
例)15ポイントの1回あたりの測定費→基本料金15,000円+(5P×1,000円)=25,000円 |
ホルムアルデヒド測定(光電光度法)
測定ポイント数 | 10Pまで | 11P以上 |
騒音測定 (1日1回測定) |
基本料金: 30,000円 |
1Pあたり: 1,500円 |
例) 15ポイントの1回あたりの測定費→基本料金 30,000円+ (5P×1,500円) =37,500円 |
照度測定※ 空気環境測定と同時測定
測定ポイント数 | 10Pまで | 11P以上 |
照度測定 (1日1回測定) |
基本料金: 3,000円 |
1Pあたり: 200円 |
例)15ポイントの1回あたりの測定費→基本料金3,000円+(5P×200円)=4,000円 |
騒音測定※ 空気環境測定と同時測定
測定ポイント数 | 10Pまで | 11P以上 |
騒音測定 (1日1回測定) |
基本料金: 3,000円 |
1Pあたり: 200円 |
例) 15ポイントの1回あたりの測定費→基本料金3,000円 + (5P×200円) =4,000円 |
VOC測定
測定方法 | 測定内容 | 価格(消費税別) | |
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分析費 | 測定費 | ||
パッシブ法 | ホルムアルデヒド +VOC |
30,000円 | 30,000円 |
アクティブ法 | ホルムアルデヒドC +VOC |
30,000円 | 35,000円 |
喫煙室測定
1か所あたり 1回 30,000円 |
測定項目 | 1Pあたり |
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温熱及び空気清浄度 | 2,000円 |
二酸化窒素 | 3,000円 |
揮発性有機化合物測定(パッシブ法) ※パッシブ法 8時間測定の場合 |
30,000円 |
ダニアレルゲン測定 | 2,500円 |
照度(黒板まぶしさ測定含む) | 3,000円 |
騒音測定 | 2,500円 |
- 備考
- 上記、空気環境測定の価格は、東京23区・大阪市内におけるビル管理法に則った回数(年6回)の場合の価格です。その他のエリアは別途費用が加算されます。
- 空気環境測定の測定回数が1日3回の場合は別途お見積りさせていただきます。
- 測定物件の所在地などによって価格が若干上下することがございます。ご了承ください。
- 複数物件の一括発注(10件以上)や全国対応も可能です。ご相談ください。
- ホルムアルデヒド測定は、竣工後の6月~9月の間に1回のみ実施することとなっています。また、空気環境測定と同時実施の場合は割引させていただきます。
- 報告書作成費を含みます(2冊まで)
- 分析費は1か所あたりの価格です(測定ポイント数が多い場合は、定価より割引いたします)
- 価格には30分換気、閉鎖の実施は含まれていません。当社が行う場合は別途費用が発生いたします。
- 測定費は、測定エリアが東京23区内の場合です。23区外の場合は別途費用が発生いたします。
- 関西エリアは上記価格と異なります。
- 東京都23区内・大阪市内の場合です。その他エリアでは別途諸経費が発生いたします。
- 2か所目は半額で測定が可能です(喫煙室が同じ建物内にあることが条件)。なお、測定は1日最大2喫煙室まで対応できます。
- 上記料金には測定費、報告書作成費、機械損料、移動交通費等すべての費用が含まれています。
- 厚生労働省推奨の1日3回測定を行います。
- 東京都23区内の金額です。その他エリアの場合は、別途費用がかかる場合がございます。
FLOW
ご利用の流れ
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STEP 01
お問い合わせ
お問い合わせフォームまたはお電話からお問い合わせください。
1~3日以内に、折り返しのご連絡をさせていただきます。お見積りの作成にあたって、下記情報のご提供をお願いいたします。
平面図、仕様書
状況により現地確認をさせていただく場合がございます。-
TEL
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FORM
※受付時間:平日9:00~17:00(祝日・年末年始を除く)
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STEP 02
お見積り作成、提出
いただいた情報を元に、お見積りを作成します。当社ではスピーディな対応を心がけており、3~10営業日以内にご提出いたします※
※案件の規模や業務量による
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STEP 03
ご契約、事前のお打ち合わせ
ご契約となりましたら、当日の進め方や今後の流れについてお打ち合わせをいたします。
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STEP 04
測定
担当者が指定の建物へお伺いし、測定を行います。初回のみ、お客様の立ち合いをお願いしております。2回目以降は作成したマニュアルを元に測定を実施いたしますので、立ち合いの必要はございません。
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STEP 05
報告書の作成、提出
測定完了後、1週間以内に作成し、速やかにご提出いたします。
※揮発性有機化合物測定は、報告書提出まで2週間程度必要です
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STEP 0605
改善見積りのご提案
当社では、お客様のビル管理への負担を減らし、建物の利用者が安心・安全に過ごせる環境づくりをサポートできるよう、不適合事項などがあった際に改善提案を行っております。
追加作業が必要な場合は、改善見積りとともに報告書にまとめてご共有いたしますので、今後のビル管理にご活用いただけます。
FAQ
よくある質問
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学校環境衛生基準に基づく測定は必ず実施しなければいけないのですか?
「学校保健安全法」第1条により、毎学年定期的に実施することが原則義務付けられています。
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学校環境衛生基準に基づく測定とはどんな測定をするのですか?
換気や相対湿度、浮遊粉塵などの空気環境や、照度、騒音などを測定します。
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VOC測定もまとめて依頼できますか?
はい、ご依頼いただけます。当社では、学校環境衛生基準に基づく測定以外にも、VOC測定・喫煙室測定・ビル管理法に基づく空気環境測定に対応しております。
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報告書はいつ頃届きますか?
報告書は1週間以内にご提出いたします。お急ぎの方には、3日以内に提出するオプションサービスもございますのでお気軽にご相談ください。
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測定当日にざっくりとした結果を知りたいのですが、教えてもらえますか?
異常数値が出た際には、その場で簡単なアドバイスをさせていただいております。ご希望に応じて、総合的な結果報告をさせていただくこともございます。
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毎回担当の方を案内することが煩わしいので、同じ方に担当してもらえますか?
当社では、初回のお打ち合わせ後や空気環境測定後にマニュアルを作成しております。そのため、担当者が異なったとしてもお客様のお手を煩わせることはございません。
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対応エリアを教えてください
対応エリアは、下記の通りです。業務内容や業務量によっても異なりますので、詳しくはお問い合わせください。
関東:東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
関西:大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・和歌山県・滋賀県
※大阪府、東京都23区以外は一部エリアにより対応できない場合がございます -
土日祝日に作業をしていただくことは可能ですか?
はい、可能です。
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お見積りは無料ですか?
無料で作成しております。
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お見積りの際に必要な資料はありますか?
「平面図」、「仕様書」をご共有いただけますと、スムーズにお見積りを作成できます。